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インターンシップ

海外の企業で働くことで知識・技能を学べるインターンシップ。

果たしてどのようなことが学べるのか、そして、インターンシップを行うためにはどのような手続きが必要なのか。


この記事では、そのようなインターンシップに関する情報をまとめていきます。



インターンシップとは

そもそも、インターンシップとはどのようなことなのでしょうか。

日本でもインターンシップが行われていますが、この場合には大学生が新卒で就職するに当たって企業で働き適正を確かめるという目的で行われています。


このインターンシップは一種の選考であり、成績がよければ内定がもらえます。


そのインターンシップを海外でするというのは、海外の学校や企業・NPOへ研修生として働くことになります。

海外インターンシップの場合には、就職活動の一環というよりも、
語学力、ビジネススキルを身につけることが目的です。


通常の留学では見えなかった海外のビジネス観、厳しい仕事の現場で磨かれる語学といった経験は、帰国後の就職に大きな武器となります。


もしも、その国での研修が終わればある程度の期間を積むことで労働ビザに切り替えることが可能です。

(アメリカならば18ヶ月以降で切り替え可能)


☆インターンシップの種類

インターンシップと一口に言っても、そこには色々な種類があります。

大きく大別すると次の3つがそれです。


・ビジネス系

日本でのインターンシップ同様、企業での就労を行います。

研修生という名目ではありますが、そこで求められるのは周りの社員と同等の語学力、ビジネススキルです。

時には大きな仕事も任され、日本で働く以上の経験がえられるかもしれません。


教育系

公的、民間、働く場所が違うことはありますが、主に日本語、日本の文化を教える教師として働くことになります。

公的な機関であれば日本語教育能力検定試験の資格保有者であること、教師としての経験などが求められます。

対して民間機関では、それらの条件はほとんど無く、ある程度の日本語教育の能力があれば誰でもなれるようです。


ボランティア系

NPO・NGOなどでボランティアとして働きます。

例えば赤十字でオフィスワークをしたり、難民支援団体で難民の子供たちの世話をしたりといった具合です。

この場合には、参加費用を支払うことで参加するようになり、給料は貰えないので滞在費用はあらかじめしっかりと蓄えておく必要があります。

これらの特徴を踏まえ、自分がどの分野で活躍したいかで、希望するインターンシップを選ぶことになります。

インターンシップとワーキングホリデーの違い

インターンシップと同じように、滞在する国で働くことが出来る仕組みとして「ワーキングホリデー制度」というものがあります。


こちらも就労を通じて現地の言語や技術などを学ぶことができます。

では、インターンシップとワーキングホリデーとの区別をつけるとしたどのような点であるかということになると、次のような点になります。


・目的

ワーキングホリデーは「働きながら滞在できる」ものではありますが、あくまでもその目的は現地の人とのコミュニケーションと文化を学ぶことです。


対してインターンシップは、働く会社や団体で業務内容や環境についての経験を積むことが目的です。

もっと簡単にいえば、ワーキングホリデーはいくらかの経験と滞在費用を稼ぐことが目的であり、インターンシップはその仕事そのものが目的であるわけです。


・年齢・対象国

インターンシップにはワーキングホリデーと違い、年齢制限、対象国の制限といったことはありません。

働くことが出来る国があれば、世界中の国・企業が対象となります。

ですから、インターンシップとワーキングホリデーのどちらがいいのかということであれば、その目的、自分の年齢、学びたい国を検討材料として選ぶといいでしょう。



インターンシップのメリット・デメリット

《メリット》

・ビジネススキル

インターンシップでは、よりビジネスで通用する語学・知識を経験することが出来ます。

それは、マニュアル的なものではなく、現地の人とのビジネス的なコミュニケーションをすることで、実践で通用する能力です。


日本に帰ってからも、日本の職場で使えるスキルがあると見なされますし、海外との取引においても十分使える人材という魅力が出てきます。


・経験

これは、ビジネススキルと通じることがありますが、全くの異文化において働いてきたというのはその人自身の心境の変化・異なる視点の獲得をもたらすものとなるでしょうし、何よりも自信がつきます。


ただ、自分は外国でも通用する戦力となるんだというよりも断然説得力が出来くるでしょう。

《デメリット》

・働く場合に無給・低賃金となる

これから語学力・技術を学ぼうという人がインターンシップを受けることになります。


つまり、日本では即戦力になり得る人でも、受け入れてくれる就労先の企業・お店にとっては教えなければ何も出来ない研修生・アルバイトにも満たない存在です。


そのために、これは特に日系企業において多くあるケースなのですがアルバイトを安い賃金で確保するという意味合いでインターンシップを受け入れるということがあります。

もちろん、企業側の思惑云々はどうであっても、技術や吸収できればよいと割り切れれば何も問題はないのですが。


また、西欧の企業では、社会貢献としてインターンシップをとらえているようです。

つまり、企業の持っているノウハウを広めることで、それがひいては社会を活性化させるという意味なのでしょうね。


それゆえに、働く身としても善意でやってもらうからこちらも無給のボランティアでということになるようです。

もちろん、きちんと収益に関わるようであれば給料は支払うことになる場合もありますが、それは企業ごとに異なる対応なので、一律にどの国のこの企業では給料を支払う、といった風にカテゴライズすることは出来ません。


・会社を辞める必要が出てくる

高校生、大学生であれば休学届けを出すことで、1年くらいの休みを取ることが出来ます。

しかしながら、すでに就職をしているという場合には、海外赴任ということではなく、自分のキャリアアップのためにインターンシップに行きたいということで長期の休みを取ることは難しい話です。


少数でしょうが、休みを取ることが出来たとしても上司などの印象はよくないはずで、査定に響き出世にも影響がでるはずです。


学んできた技術・知識を生かしてそれらの穴を挽回できればいうことがないのですが、必ずそれが出来るという保障はありません。


そして、それは会社を辞めた場合でも、再就職で前の会社より高い給料の会社に就職できるとは限らないわけです。場合によっては就職すること自体が難しいということもあり得ることです。


現に、昨今の経済状況、失業率などをみていると地道に日本で頑張っている人でさえリストラなどで職を失い状態です。


全ての物事に絶対な安全というものはありませんが、不安が希望を上回るようであれば、インターンシップをすることはあきらめる方がいいと思われます。



インターンシップの無給と有給の違い

無給インターンシップはあくまでも勉強の一環という位置づけです。

したがって、ボランティア系のインターンシップでは参加すると大学の単位が認められるようなケースがあります。

また期間も1ヶ月程度ということで、ある程度の海外での就労経験を積むという目的であれば十分に満足できます。


対して有給はより就労の面を強調しています。

企業としてきちんと使える戦力として育ててくれて、無給よりも深い経験・スキルを得ることが可能です。

期間は半年から1年以上、場合によってはその企業に就職ということも。


有給であれば、最初低い給料でも経験を積んで一人前になることでもっと稼ぐことが出来ますし、滞在費としてあてることができるので長期滞在がしやすい部分があります。