ホームステイ
| ホームステイの目的 |
ホームステイとは、名前がそのままですが、民家に寄宿することです。
もちろん、この場合には国外で行うことになり、現地の人々との交流を持って、その文化、生活習慣を学んでいくことになります。
ホテルなどとは違い、もてなしてくれる人たちは普通の人たちなので、至れり尽くせりの待遇を受けるわけではありません。
しかし、家族の一員のようになることで、通常の旅行では見えなかった部分が見えてきます。
では、なぜホームステイでし、そのような経験を得ようというのでしょうか。
おおよそ、ホームステイには次のような目的があります。
①語学力
いうまでもなく、そこで使われるのは日本語以外の言語であり、日常生活を過ごすのであれば、ある程度の語学力が必要となってきます。
日本においてのテキストを使った勉強や語学教師を相手の会話とは違い、コミュニケーションをとることが強引にでも迫られるので、語学力が格段に伸びることが予想されます。
その修得したい語学のレベルによって日常会話程度、ビジネスに使える程度、大学受験の準備が出来る程度といった風にわかれ、ホームステイの期間や学ぶ場所が変わってきます。
②就職・転職
外国において進んだ技術や知識を学び主食・転職のための武器とします。
例えば、医学や科学、芸術などが勉強できる分野としてあげられるでしょう。
また、日本での就職ではなく、海外で働くことを想定したホームステイというものもあります。
これは、看護師などの資格が必要な職業につきたいという場合に、海外の専門学校や大学に通います。
③休暇
日本での疲れる毎日から抜け出したい、そんなときに学校、会社などを休んで海外で好きなことをしながらリフレッシュするということも目的になります。
趣味でダンスやサーフィン、絵画など様々なことにチャレンジでき、観光をするだけという人もありです。
| ホームステイの種類 |
ホームステイには生活費を支払う有料ホームステイと無料のホームステイがあります。
一見無料の方がいいと思いますが、ボランティアで受け入れてくるのが純粋な善意だけというわけではないのです。
そこには、ホームステイをする留学生を家事を手伝ってくれる労働力として受け入れるケースも少なくないからです。また、無料で受けれれてくれることで多少の配慮をする必要があり、ホストファミリーに対しての不満をある程度は我慢しなければならないでしょう。
もちろん、あまりに非道いようであれば我慢することはないのですが。
対して有料のホームステイは、お金を払って身の回りの世話をしてもらうということで、ホテルに近い状態になります。
食事や休日の過ごし方において、ホストファミリーの予定を気にする必要はあまりありません。
しかしながら、傍若無人に振る舞っても善いというわけではなく、掃除や洗濯などの手伝いをするのは交流を深めるという意味で大切です。
深い交流はそれだけ互いの文化を知ることになりますし、語学力や経験も積み重ねることが出来るはずです。
| ホームステイの流れ |
ホームステイは、いきなり外国に行ってできるものではありません。
事前に入念な準備が必要となります。
ではどのような準備が必要となるのか、そして手続きをしていくべきかを見ていきます。
(1)ホームステイ先の地域
これは目的によります、英語を習いたいならばアメリカやイギリスのような英語圏へ、自然にふれあいたいならカナダやオーストラリアのような壮大な自然あふれる国といった具合です。
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(2)ホームステイ先の手配
ホームステイ先の手配は通常留学先の学校、ホームステイ仲介業者、旅行代理店などが手配してくれます。
そのようなホームステイプログラムの場合には、ある程度の要望を伝えることは出来ますが決定するのは仲介する団体になります。
ですが、もし個人でホームステイ先を探すということであれば、例えば新聞に広告を出す、現地の知り合いのツテを頼る。インターネットの掲示板で募集するといった方法があります。
こちらの場合には、探す手間や交渉などを自分で行うことになりますのが、ある程度の語学力やコミュニケーション能力が必要となるでしょう。
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(3)パスポート・ビザの取得
その国によって違いますが、滞在する場合にはビザを取得する必要があります。
一定期間は必要ない場合、必ず必要な場合。
自分が行く国がどのように決まっているのかを調べましょう。
パスポートの取得がまだの場合、期間が残りわずかの場合にはビザが貰えないと思った方がいいです。
申請してから受け取りまでは約1週間なので、居所のパスポート申請窓口にして申請してください。
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(4)航空券・海外旅行傷害保険の準備
航空券は早めに取っておかないと出発日時の席が無くなるかもしれません。
また、海外傷害保険は怪我や病気だけでなく窃盗や賠償なども補償対象にしてくれるものがありますので、万が一のことを考え加入しておくようにしておきましょう
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(5)出発
出発予定日に空港へ行き、予約した飛行機に乗りましょう。
台湾など近場であればフェリーで行くことも可能です。
| ホームステイのメリット・デメリット |
《メリット》
・ホストファミリー
ホームステイの一番大きなメリットは、ホストファミリーとの交流につきるでしょう。
ただ、ホテルやペンションなどでそこの従業員との味気ない会話ではなく、本当の家族のように受け入れてくれることで心から慣れ親しむことができるようになるでしょう。
また、何かのトラブルがあった場合にも、ホストファミリーのサポートが受けられることも心強い点です。
ホストファミリーとしての経験を多く持っている場合ならば、困ったことをすぐに理解して貰えるので、異国の地で知り合いが1人もいない身としては安心できる点です。
《デメリット》
・ロケーション
都市部よりも校外が安全で活気があるような場合に、ホームステイ先が通いたい学校などから遠いということが十分にあり得ます。
日本の感覚での郊外であれば、それほど通学時間が苦痛にはならないでしょうが、アメリカ、中国、オーストラリアなど広大な土地を持つ国であれば郊外が本当に遠くなってしまうかもしれません。
・食事
日本での食事をベースに考えると、海外の料理が大味であったり濃すぎたりという風に感じられます。
イギリスの場合にはイギリス料理以外は旨い、というのがよく聞く話です。
そんなイギリス料理は最近では、少し改善されたようですが、ともかく料理に関する興味というか情熱がそれほど無い国では口に合わない料理がずっと出てくることも。
・ホストファミリー
たとえば、小さい子供がいるのでうるさい、家族の事情を優先するのであまり世話をしてくれないということも。
もちろん、居候であるのですから、いたれりつくせりを期待することはできません。
しかし、そのような状況に不満を抱くようであれば、楽しいホームステイというのは望めないでしょう。
・プライベート
部屋を提供して貰えるといいつつ、他人の家ですから、その家のルールを守りつつ生活しなければなリません。
時には、ホームパーティやレジャーにつきあうことも。
必ずつきあわなければならないわけではありませんが、ある程度は覚悟しておくべきでしょう。
部屋でも小さい子供がいたりすると、ゆっくりと1人になる時間がとれなくなります。
海外で気兼ねなく自由に過ごしたいという人には不向きです。
| ホームステイで注意すべき点 |
ホストファミリーは、家族のように親切に対応してくれるでしょうが、あくまでも自分はお客であり異なる文化圏から来た人間だということをしっかりと認識しておく必要があります。
普段、自分の家にいるように振る舞うと、それがホストファミリーには失礼であったり迷惑になることも十分にあり得ます。
ですから、ホームステイで注意すべき点はなにかあらかじめまとめておきましょう。
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・部屋・共同スペース
部屋を提供してもらうことになりますが、その部屋をだらしなく汚していいことではありません。
部屋・家具はあくまでもホストファミリーの私物なのです。
生活をするならば、きちんと整理整頓を心がけ、掃除なども自分で行うようにしましょう
たばこを吸う場合には、ホストファミリーの了解を受けるようにしましょう。
壁紙が黄色になったり、家族が嫌煙であった場合には、多大な迷惑をかけることになります。
これはお風呂やトイレなどの共同スペースにおいてもいえることです。
・食事
食事は好き嫌いがあるならば、はっきりとそのことを伝えておきましょう。
また、炊事などが分担するようなことも十分にあり得ます。
ホテルなどとは違い、テーブルに着けば自動的に食事が出てくる「お客様」ではありません。
自らが率先して参加するようにしましょう。
そして、食事の時間においても、家族で一緒に撮ることが基本です。
食事の時間、特に夕食で時間に遅れたり、外食することになった場合にはきちんと連絡をしておきましょう。
・風呂・シャワー
使ったらきちんと後始末をすること。
バスルーム、洗面台が水浸しのままでは迷惑になります。
そして、国によっては水が貴重な資源とされています。
日本でのように流しっぱなしではなく、短時間で、もし使用時間が指定されているならばその時間内に納めましょう。
・友人
日本からの友人、現地で出来た友人をホームステイ先に招待する場合には、事前にホストファミリーに確認しておきましょう
・ペット
犬やネコなどが苦手、アレルギーという場合には、ペットを飼っていない家庭を探すべきです。
ホームステイが決定してから、実は・・・ということになると大きな迷惑になります。
・電話・インターネット
国際電話は料金がかかるものです。
もし、電話を借りて電話をする場合には、長くならないように気をつけましょう。
また、インターネットを使用したいという場合に、回線がある場合には使用時間と電気代に注意する必要があります。
| ホームステイのQ&A |
Q:ホームステイ先にお土産は必要か?
A:お土産を持って行く義務はありません。
ですが、より円滑なコミュニケーションを築くために、日本的なお土産を用意ししておくというのもよい方法です。
父親には工芸品、母親には小物、子供にはおもちゃという風に、ホストファミリーの構成に合わせたものを持って行くと喜ばれるでしょう。
Q:留学生はひとりだけなのか?
A:ホストファミリーは他にも留学生を受け入れていることはよくあります。
その場合、受け入れているのは必ずしも日本からの留学生とは限りません。
複数の国の留学生もありえるわけです。
そのような場合にも、ホストファミリーへの対応と同様に積極的なコミュニケーションを心がけるようにしましょう。
Q:現地の言葉がしゃべれなくても参加は出来るか?
A:参加すること自体は可能です。
ただし、最低限挨拶や自己紹介などの初歩的な会話ぐらいは覚えておかなければ、ホストファミリーとの意思疎通をするきっかけも作れないでしょう。
Q:料理を習うことは出来るか?
A:ホームステイの目的は学問的なことだけでなくその智の文化や人々との交流が目的です。
滞在中のホストファミリーに料理をならうことは可能です。
Q:もしも病気になった場合にはどうするか?
A:日本人観光客がよく行く場所であれば、日本語が通じる医師や看護師が多くいます。
もしいない場合には大きな病院などに行きで通訳を用意してくれるように要請をしておきましょう。
また、医療費が高額になることも十分にありあえるので、渡航前に海外旅行傷害保険に加入しておくと備えになるでしょう。
海外旅行傷害保険は保険会社の商品だけでなく、クレジットカードの特典などとしてもついている場合があるので、事前に自分のライフスタイルにあった保険を探しておくことをオススメします。